
被害額は約4億4,300万円。大阪府内の特殊詐欺被害としては、2016年の5億6,900万円に次ぐ過去2番目の巨額被害となってしまいました。
まず最初にはっきりとお伝えしておきます。 どのような状況であれ、悪いのは巧妙な嘘で人の資産を奪う詐欺グループ(加害者)が100%悪いです。 被害に遭われた方を責めるようなことがあっては絶対に boot されません。
二度とこのような被害を出さないためにも、今回使われた悪質な手口を把握しておきましょう。
事件の経緯:巧妙に仕組まれた「不審な電話」から始まった
事件の始まりは今年1月、被害に遭われた70代女性の自宅固定電話にかかってきた一本の電話でした。
- 郵便局員をかたる男からの電話 「あなたの荷物を調べたら、中からキャッシュカードが出てきた。今から警察に電話を代わる」と揺さぶりをかけてきます。
- 警視庁警察官「ミナガワユウジ」の登場 電話を引き継いだ警察官を名乗る男は、このように女性を脅しました。「捜査中の人物が、あなたに不正なお金を渡したと言っている。あなたは犯人に仕立て上げられている。疑いを晴らすためにはあなたの資産を全て確認する必要がある」
無実の罪を着せられる恐怖から、女性は男の指示に従ってしまうことになります。
「家宅捜索」「逮捕」の言葉で不安を煽り、現金と暗号資産を搾取
男はSNSでのやり取りへ誘導し、暗号資産口座の開設や指定口座への送金を指示。さらに、手口はエスカレートします。
- 「あなたの家に家宅捜索が入る」
- 「家に現金があるとあなたは逮捕される」
- 「こちらで回収して調べるので、自宅の前に現金を置くように」
嘘の家宅捜索や逮捕をちらつかせ、今年1月から5月までの間に計3回、自宅玄関前や指定された車に現金を置かせるという方法で、現金を騙し取りました。
最終的に女性が異変に気づき、警察に被害届を出したことで事件が発覚しましたが、被害総額は約4億4,300万円にのぼっています。
騙されないために!警察からの絶対的なルール
大阪府警も強く注意を呼びかけていますが、本物の警察官が以下のような対応をすることは100%ありません。
| 詐欺グループの手口 | 本物の警察の対応 |
|---|---|
| SNS(LINEなど)でやり取りする | 絶対に行わない |
| 逮捕状や警察手帳の画像を送信してくる | 絶対に行わない |
| 「疑いを晴らすため」と資産口座を開設させる | 絶対に行わない |
| 現金を取りに来る/置き場所に指示を出す | 絶対に行わない |
まとめ:身近な人とも共有を!
詐欺師はプロであり、巧みな心理誘導でターゲットを孤立させ、冷静な思考力を奪ってきます。
- 固定電話には防犯機能(自動録音など)をつける
- 「警察」や「郵便局」を名乗られても、一度電話を切って公的な窓口へ掛け直す
- お金や資産の話が出たら、絶対に一人で判断せず家族や警察(#9110)に相談する
ご自身はもちろんのこと、大切なご家族やご友人、ご近所の方にもぜひこの事例を共有し、被害防止に役立ててください。
Let’s redoing!
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