
愛媛県松山市において、警察官や検察官などを騙る男たちに合計500万円を騙し取られる特種詐欺(ニセ警察官詐欺)事件が発生しました。巧妙化する最新の手口と、身を守るための具体的な防犯対策を解説します。
被害の経緯と巧妙な手口
被害に遭ったのは、松山市内に住む20代の男性です。犯行グループは複数の人物に成りすまし、被害者の不安を煽るリレー形式で接触してきました。
- 第一波(騙しのきっかけ): 先月21日、男性の携帯電話にクレジット関連会社の社員を名乗る男から電話があり、「150万円の腕時計を購入したか。身に覚えがないなら詐欺事件の可能性がある」と告げられました。
- 第二波(偽の公的機関): その後、警察官や検察官を名乗る人物が登場し、「口座の捜査や調査のために協力が必要だ」と偽の捜査協力を要求しました。
- 被害の発生: 信じ込んでしまった男性は、松山市内の金融機関やコンビニエンスストアのATMへ向き、指示されるがまま複数回にわたって計500万円を振り込み、騙し取られました。
手口に潜む3つの危険なポイント
- 実在する公的機関・企業の成りすまし クレジットカード会社、警察、検察と順を追って実在の組織を名乗ることで、被害者に「大変な事件に巻き込まれた」と錯覚させます。
- 「捜査協力」という名目 犯人はお金を要求する際、「身の潔白を証明するため」「口座の安全を確認するため」といった名目を使います。
- ATMやコンビニからの急な振り込み指示 冷静に考える時間を与えないよう電話を繋いだまま行動させ、金融機関やコンビニのATMへ誘導します。
被害を防ぐための決定打
警察をはじめとする公的機関やカード会社が、電話で「口座の調査」や「捜査協力」を理由にお金の振り込みを要求することは絶対にありません。
- 「お金」の話が出たら即・詐欺を疑う 電話口で振り込みや口座、現金の話が出た時点で、相手が誰であれ詐欺と判断してください。
- 相手の所属と名前を確認し、一度電話を切る うのみにせず、一度電話を切りましょう。自身で調べた正規の代表番号(警察なら
#9110や最寄りの警察署)へ折り返して確認してください。 - 身近な人や警察にすぐ相談する 少しでも不審に感じたら、一人で判断して金融機関に向かわず、家族や警察に相談することが被害防止に直結します。
見知らぬ番号からの「高額利用の確認」や「捜査協力」の電話には、十分にご注意ください。
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