
「SNSで知り合った魅力的な女性」「順調に増えていく画面上の資産」……そんな甘い言葉と数字に隠された、あまりにも残酷な罠が仙台市で発生しました。
2025年8月頃、仙台市に住む50代の会社員男性が、SNSを通じて「女」を騙る人物と知り合いました。親交を深める中で相手から持ちかけられたのは、暗号資産(仮想通貨)への投資。男性は指示されるがままに指定された取引アプリをインストールし、一筋の希望を託して投資を開始しました。
巧妙に作り込まれた偽アプリの恐怖
男性は2025年9月から2026年6月までの約10ヶ月間、複数回にわたり合計1,400万円相当の暗号資産を送金し続けました。
アプリの画面上では投資が見事に成功しているように見え、大きな利益が表示されていたといいます。しかし、それらはすべて被害者を安心させ、さらに送金させるために作られた架空の数値に過ぎませんでした。
「引き出しには税金が必要」突然訪れる破綻
被害が発覚する典型的なパターンは、貯めた利益を手元に引き出そうとした瞬間に訪れます。男性が資金を引き出そうとしたところ、相手から「税金や手数料として追加の支払いが必要だ」と不審な請求を突きつけられました。
不信感を抱いた男性が追及しようとしたときには時すでに遅く、SNSの「女」とは連絡が取れなくなっていました。男性が警察に相談したことで事件化し、警察は SNS型投資・ロマンス詐欺(特殊詐欺)として捜査を進めています。
詐欺の被害に遭わないための防犯チェックリスト
同様の被害は全国で急増しています。自分や家族の身を守るために、以下のポイントを必ず覚えておきましょう。
- 会ったことがない人物からの投資話は100%詐欺を疑う
- 指定されたアプリやWebサイトが正規のものか確認する(公式ストア以外からのインストール指示は非常に危険)
- 「出金のための税金・手数料」を要求されたら絶対に振り込まない
- 送金する前に、家族や警察(#9110)へ相談する
「自分だけは大丈夫」という思い込みが一番の隙を生みます。見知らぬ相手からお金や投資の話が出た時点で、即座に連絡を断ち切る勇気を持ちましょう。
Let’s redoing!
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