
パソコンの画面に突如として現れる「警告:ウイルスに感染しました」「急いでカスタマーサポートに連絡してください」という大音量や全画面の表示。焦ってパニックになりそうになりますが、これは100%詐欺(サポート詐欺)です。
最近、高齢者を中心に幅広い世代でこのサポート詐欺の被害が急増しています。巧妙な画面表示や警告音で焦らせ、偽のサポート窓口へ電話をかけさせようとするのが彼らの手口です。
詐欺被害に遭わないために、絶対に覚えておくべき3つの「やらないこと」と、正しい対処法を詳しく解説します。
絶対にしてはいけない3つの禁止事項
画面に恐ろしい警告が出ても、次の行動は絶対に取らないでください。
- 指定された電話番号に電話をかけない画面に表示されている「050」や「0120」などの番号は、セキュリティ会社ではなく詐欺グループの連絡先です。電話をかけると、親切な振りをしながら言葉巧みに不安をあおってきます。
- 指示されたソフトやアプリをダウンロードしない「遠隔操作でウイルスを除去します」と言われ、ソフトのインストールを指示されます。これを入れるとパソコンを遠隔で操作され、個人情報が盗まれたり、画面をロックされたりする危険があります。
- 電子マネーやクレジットカードで代金を支払わない「サポート費用」や「保証料」名目で、コンビニでWebMoneyやApple Gift Cardなどの電子マネーを買ってくるよう指示されます。「警告を消すためにカード番号を教えて」と言われても、支払ってはいけません。
偽の警告画面が出たときの正しい対処法
画面が表示された時点では、実際にウイルス感染しているわけではありません。単に「恐怖心を煽るウェブサイトが開いているだけ」の状態です。落ち着いて以下の手順を試してください。
1. ブラウザを閉じる
画面右上(Macは左上)の「×」ボタンを押して、表示されているブラウザ(Edge、Chrome、Safariなど)を閉じます。
2. 画面が閉じない場合はタスクマネージャーを使う
マウスが動かない場合や、全画面表示で「×」ボタンが見えない場合は、強制終了を行います。
- Windows: キーボードの
Ctrl+Shift+Escを同時に押し、タスクマネージャーを起動。開いているブラウザを選んで「タスクの終了」をクリックします。 - Mac:
Option+Command+Escを同時に押し、「強制終了」画面からブラウザを選んで終了します。
3. 電源ボタンの長押しで強制終了(最終手段)
上記の方法で消えない場合は、パソコンの電源ボタンを長押しして一度電源を切り、再起動してください。
もし電話をかけてしまったり、お金を払ってしまったら
万が一、相手の指示に従ってしまった場合は速やかに以下の対応を行ってください。
- 遠隔操作ソフトを入れてしまった場合: すぐにインターネット接続(Wi-FiやLANケーブル)を切り、信頼できる専門業者やIPA(情報処理推進機構)の相談窓口に相談してください。
- お金を払ってしまった・クレジットカード情報を渡した場合: すぐにカード会社や銀行に連絡してカードの利用を停止し、警察の相談専用窓口(
#9110)または消費者センター(188)へ連絡してください。
偽の警告画面は、画面を閉じさえすれば害はありません。「画面が出たら、まずは落ち着いてブラウザを閉じる」。これだけを徹底し、自分や家族の身を守りましょう。
Let’s redoing!
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