
全国各地で後を絶たない特殊詐欺。最近の手口として、特に強く注意を呼びかけたい2つの明確な共通点(キーワード)があります。
それが、「中絶費用」と「レターパックでの送金」です。
この2点さえ頭に入れておけば、大切な財産を守り、詐欺の被害を未然に防ぐことができます。実際の被害事例をもとに、その手口と対策を確認しておきましょう。
【事例】息子の偽物から「相手を妊娠させた」と電話が…
2026年7月、静岡県掛川市で70代の女性が約1000万円をだまし取られる悲痛な事件が発生しました。
- 発生時期: 2026年7月
- 被害者: 静岡県掛川市在住(70代女性)
- 被害額: 現金 約1000万円
■ 事件の流れ
- 息子をかたる嘘の電話 女性の自宅固定電話に、同居していない50代の息子を装う男から電話がありました。「相手の女性を妊娠させてしまった。弁護士も入っていて、中絶費用と慰謝料を払わなければいけない。お金が必要だ」
- 十数回にわたる現金の郵送 息子だと信じ切ってしまった女性は、相手が指示したレターパックを使い、7月上旬から下旬にかけて十数回にわたり、計1000万円もの現金を送ってしまいました。女性は送り先を確認していなかったため、どこへ送られたかも把握できていませんでした。
- 金融機関の機転で発覚 毎日のように窓口で現金を下ろす女性を不審に思った金融機関の職員が、「レターパックで送る」という話を聞き出し、すぐに警察へ通報。事件が発覚しました。
被害を防ぐための「2つの鉄則」
今回の事件からもわかる通り、犯人グループは親心や焦りにつけ込んできます。防犯のために、以下の2つを必ず覚えておいてください。
1. 「中絶費用・示談金」の話が出たら一旦切って本人に確認!
トラブル解決のために急ぎでお金が必要だと煽ってくるのは、典型的なオレオレ詐欺の手口です。電話口の声だけで信じ込まず、必ず一度電話を切り、あらかじめ知っている本人の携帯電話番号にかけて真偽を確かめてください。
2. 「レターパックで現金」は100%詐欺!
郵便法により、レターパックや宅配便、普通郵便などで現金を送ることは法律で禁止されています(※現金を送ることができるのは「現金書留」のみです)。 相手がどのような理由をつけても、「現金送れ=100%詐欺」と断定して間違いありません。
まとめ:一人で抱え込まず、周囲や警察に相談を
「うちの子に限って」「自分が騙されるはずがない」と思っていても、動揺している最中には冷静な判断ができなくなってしまうものです。
ご家族や身近な高齢者の方とも、ぜひこの「中絶費用」と「レターパック送金」の危険性について共有しておいてください。
少しでも「怪しい」「おかしいな」と感じたら、お金を準備する前に、必ず家族や金融機関、または警察相談専用電話(#9110)へご相談ください。
Let’s redoing!
#詐欺被害 #貧困層 #マイノリティ #弱者 #人権 #年収 #障害者 #ビジネス #再スタート #挑戦 #言葉