
最近、全国各地で警察官を名乗る特殊詐欺(ニセ警察詐欺)の被害が相次いでいますが、「新たな手口」が確認され、警察が警戒を呼びかけています。
これまでは電話だけで完結したり、直接現金を受け取りに来たりする手口が主流でしたが、今度は「郵便(レターパック)」を悪用した手口です。
新潟県内で確認された実際の事例をもとに、その恐ろしい手口と、私たち自身や大切な家族を守るための対策を詳しく解説します。
実際にあった「ニセ出頭要求書」の手口
新潟県内で5月下旬以降に相次いで確認された事例では、以下のような流れで高齢者が狙われました。
1. 警察官を騙る男からの1本の電話
まずは自宅の固定電話などに、警察官を名乗る男から電話がかかってきます。
男は「あなたが契約している口座が犯罪に利用されている」などと、被害者を不安に陥れる言葉を口にします。
2. 言葉巧みに個人情報を聞き出す
本物の警察官だと思い込んでしまった被害者は、相手を信用し、言われるがままに名前や住所、その他の個人情報を伝えてしまいました。
3. 自宅に「レターパック」で書類が届く
個人情報を伝えた後、自宅にレターパックが届きます。
中を開けると、なんとそこには「出頭要求書」と書かれた、一見すると公式なものに見える不審な書類が入っていたのです。
💡 ここがポイント!
今回の事例では、幸いにも不審に思った方が警察に相談したため、実際の金銭被害はありませんでした。しかし、もしそのまま信じ込んでしまっていたら、「裁判を回避するため」「容疑を晴らすため」などと言われ、多額の現金を要求されていた可能性が非常に高いです。
本物の警察は「レターパック」で出頭要請をしない!
今回の事件を受けて、警察は以下のように強く注意を呼びかけています。
- 警察がレターパックを使用して、出頭を要請する書類を郵送することは絶対にありません。
公的な機関が、個人の犯罪容疑に関する重要書類をレターパックで送りつけることはまずあり得ません。届いた時点で「100%詐欺」だと断定して間違いありません。
今後、日本全国に拡大する恐れあり!
この手口は現在、新潟県内で複数確認されていますが、今後あっという間に日本全国へ広がる可能性があります。詐欺グループは反応のあった手口をすぐに全国で横展開するため、他の都道府県にお住まいの方も「自分ごと」として警戒する必要があります。
特に、実家で暮らす高齢のご両親や祖父母がいる方は、この情報をぜひ共有してあげてください。
私たちが今すぐできる3つの防犯対策
ニセ警察詐欺の被害に遭わないために、以下の対策を徹底しましょう。
| 対策アクション | 具体的な内容 |
| ① 固定電話は常に「留守電」に | 詐欺師は自分の声が録音されるのを嫌います。防犯機能付き電話への買い替えや、常に留守番電話に設定しておくのが最も効果的です。 |
| ② 個人情報は絶対に教えない | 電話口で「口座」「暗証番号」「資産状況」などを聞かれても、絶対に答えてはいけません。本物の警察が電話でこれらを聞くことはありません。 |
| ③ レターパックが届いたら触らず相談 | 万が一、身に覚えのない「出頭要求書」や不審な書類が届いたら、書かれている連絡先には絶対に電話せず、最寄りの警察署や警察相談専用電話(#9110)に相談してください。 |
まとめ:怪しいと思ったら、まずは「相談」を
今回のケースでは、被害者の方が「おかしい」と気づいて警察に相談できたことが、被害を未然に防ぐ鍵となりました。
詐欺グループは、言葉巧みに私たちの「恐怖心」や「正義感」を煽ってきます。
少しでも不安を感じたり、怪しい書類が届いたりした場合は、一人で抱え込まず、すぐに家族や警察に相談しましょう。
Let’s redoing!
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