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昨日に引き続き、今日もTwitter(X)などのSNSを開かなかった。ただ、朝日新聞でSNSに関する記事が目に入った。大阪万博開催から1週間の投稿数は、開催1か月前の9倍に増えたという。しかし、その内容を分析すると、ポジティブな投稿は17.1%、ネガティブな投稿は53.4%と、批判的な意見が圧倒的に多かったらしい。

なぜ万博は叩かれるのか? 嫉妬の心理と「強者」の転落

先日読んだ本に、こう書いてあった。
「心にゆとりがないと他人を嫉妬する。嫉妬の対象は、自分より強い者ではなく、弱い者に向かう」

一見、人は「自分より裕福で恵まれた人」を妬むように思える。しかし、実際はそうではない。

  • 「当然の強者」には嫉妬しない
    → 大金持ちが豪邸に住んでいても、「あの人は元からすごいから」と納得する。
  • 「自分と同レベル(or 下)だった人」の成功に苛立つ
    → 「なぜあいつが?」と感じるのは、自分より貧しいと思っていた人が急に裕福になった時。

この心理は、「強者が弱者の立場に転落した時」にも働く
例えば、人気芸能人が不倫スキャンダルで叩かれる現象
「あんなに輝いていた人が、一気に落ちる」——それまで憧れていた人に、「実は弱かった」と気づいた瞬間、一斉に批判が集まる

万博批判の背景にある「成功されたくない」心理

万博は国や自治体が主導する巨大プロジェクトだ。つまり、「強い立場」の象徴である。
しかし、工事の遅れやチケット販売のトラブルが報じられると、「失敗した弱者」として見られるようになる。
すると、「強い立場のものがミスをした」→「だから叩いてもいい」という心理が働き、SNSで批判が加速する。

さらに、マスメディアがこうしたネガティブな声を記事にすることで、炎上を助長している面もある。
朝日新聞のような大手メディアがSNSの批判を引用する背景には、「ゆとりのなさ」が透けて見える。
かつては「権力監視」が使命だったオールドメディアが、今では「SNSの声を拾うことでしか注目を集められない」とすれば、少し寂しい現実だ。

ゆとりのない社会と、SNSから距離を置く意味

SNSは感情の増幅装置であり、「批判したい欲求」が簡単に爆発する場でもある。
だからこそ、敢えて距離を置く選択は、自分の精神を守るための知恵かもしれない。

万博のネガティブな投稿が増えているのは、「社会のゆとりが減っている」ことの表れでもある。
他人の成功を素直に喜べず、失敗を見つけては安心する——そんな心理が蔓延する時代に、「自分はどう在りたいか?」を考えるきっかけにしたい。

Let’s redoing!

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