
「誰も住んでいないはずの隣の空き家なのに、なぜか頻繁に宅配便が届く…」
もしそんな光景を見かけたら、それは単なる引っ越し作業や配送ミスではないかもしれません。
2026年10月16日、警察庁は公式X(旧Twitter)にて、空き家や空き部屋が特殊詐欺の被害金や不正薬物(密輸品)の送付先、さらには犯罪グループの拠点として悪用されている実態を明かし、国民や事業者へ強い注意喚起を行いました。
財務省・税関・都道府県警察とも連携して進められているこの取り組み。一体どのような手口で空き家が狙われ、私たちは何に気を配るべきなのでしょうか?具体的に解説します。
犯人グループは空き家を「受け取り場所」にする!主な3つの手口
誰も住んでいないはずの場所で、犯人たちはどのようにして現金や薬物を受け取っているのでしょうか。警察庁が挙げている代表的な3つの手口がこちらです。
1. 架空の表札を貼り、不在票を横取りする
空き部屋のポストに架空の表札(偽名や架空の社名など)を勝手に貼り付けます。配達員が投函した不在連絡票を後から抜き取り、宅配業者や郵便局に連絡して受け取ったり、直接受取に行ったりします。
2. メーターボックスの合鍵で不法侵入
内見用として電気・ガスのメーターボックス等に保管されている合鍵を勝手に使い、部屋の中へ侵入。あたかも「その部屋の居住者」になりすまして荷物を受け取ります。
3. 暗証番号の使い回しを突いて入室
賃貸マンションなどで複数の空き部屋の暗証番号が共通のまま放置されている場合、犯罪組織にその番号が割り出され、自由に侵入されて受け取り拠点にされてしまいます。
さらに、受け取り場所としてだけではなく、SNS型投資詐欺やロマンス詐欺のかけ子(電話をかける担当)などの活動拠点として空き部屋が賃貸悪用されるケースも多発しています。
犯罪の兆候を見逃さない!周囲が気づくべき「違和感」のサイン
警察による摘発の多くは、近隣住民や事業者の「何かおかしい」という気づきや情報提供がきっかけになっています。以下のような状況を見かけたら注意が必要です。
住民が気づける違和感
- 空き家・空き部屋なのに頻繁に荷物が届けられている
- 受取人が部屋の前やマンションのエントランスなどでじっと待っている
- 見慣れない表札や社名が急に貼られている
- 誰も住んでいないはずなのに、不審者が周囲をうろついている/侵入した形跡がある
- 常にカーテンが閉め切られた部屋の隙間から、大量の電話機が見えた
- 契約者以外の不特定多数の人が頻繁に出入りしている
不動産業者・宅配事業者が警戒すべきサイン
- 不動産業者: 合鍵やポスト管理の甘さ、暗証番号の長期間の使い回しは厳禁。
- 宅配事業者: ポストにガムテープが貼ってある部屋での受取り、同じ住所で短期間に受取人名がころころ変わる、配達先が直前や短期間で度々変更される場合などは不審な配送の可能性があります。
不審な点に気づいたら?通報・相談先まとめ
「もしかして犯罪に利用されているかも…」と感じたときは、決して自分一人で確認しようとせず、速やかに専門の窓口へご相談ください。
- 警察への相談(緊急でない場合):警察相談専用電話
#9110(または最寄りの警察署) - 密輸に関する情報提供(税関):密輸ダイヤル
0120-461-961(シロイ クロイ)
まとめ:地域の「目」が犯罪を防ぐ
空き家問題は、単なる建物の老朽化や管理不足にとどまらず、いまや重大犯罪のインフラとして悪用されるリスクを孕んでいます。
「おかしいな」という違和感を放置せず、警察や税関へ情報提供することが、次の被害者を防ぎ、犯罪組織の摘発につながります。ぜひ日頃からご近所や管理物件の様子に少しだけ気を配ってみてください。
Let’s redoing!
#詐欺被害 #貧困層 #マイノリティ #弱者 #人権 #年収 #障害者 #ビジネス #再スタート #挑戦 #言葉