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非常にショッキングで、怒りを禁じ得ない犯罪です。 北海道室蘭市で、一人暮らしの80代女性が現金約5000万円をだまし取られるという巨額の特殊詐欺事件が発生しました。

今回の手口を聞いて、皆さんはどう感じましたか? 「これって詐欺というより、もう窃盗(泥棒)じゃないか?」と思われる方も多いのではないでしょうか。まずは事件の概要から見ていきましょう。

事件の概要:1ヶ月にわたり4回も…

事件の巧妙で悪質な流れは以下の通りです。

  • 2026年6月14日ごろ: 警察官を名乗る男から「あなたの携帯電話が犯罪に使われている」「財産を確認する必要がある」と嘘の電話が入る。
  • その後: 電話やSNSで細かく指示が出される。
  • 現金の引き渡し: 指示通り、女性は4回に分けて計約5000万円を自宅の玄関フードに置かされ、何者かに持ち去られる。
  • 7月13日: 異変に気付いた女性が警察署を訪れ事件が発覚。

女性の心理を不安で支配し、4回にわたって大金を自宅の前に置かせるという、極めて卑劣な犯行です。

なぜ「窃盗」ではなく「詐欺」になるのか?

「勝手に敷地に入って持って行ったなら泥棒(窃盗)では?」と思うのは当然の感覚です。しかし、法律上は「特殊詐欺(詐欺罪)」に分類されます。

その理由は、犯人が力ずくで盗んだわけではなく、「嘘によって被害者自身を騙し、自分の意志で現金をそこに置かせた(占有を移転させた)」からです。

★ ここがポイント

  • 窃盗: 本人が気づかないうちに、または拒否しているのに勝手に持ち去る。
  • 詐欺: 嘘を信じ込ませ、本人が「置けと言われたから置いた」という状態を作って回収する。

ターゲットの「信じ込み」や「恐怖心」を悪用してコントロールしているため、形式としては詐欺になるのです。しかし、被害者からすれば大切な財産を奪われたことに変わりはなく、実質的には「泥棒」となんら変わりない悪質な行為です。

北海道内で過去最悪のペースで急増中

実は今、北海道内での特殊詐欺の被害総額は、6月末時点で約26億7000万円にものぼり、過去最悪のペースで増加しています。

かつての「オレオレ詐欺」のように「息子ですが…」と電話がかかってくるだけでなく、今回のように「警察官」や「役所の職員」を名乗り、SNS(LINEなど)へ誘導して信じ込ませる手口が主流になっています。

「自分は大丈夫」と思っていても、警察を名乗る人物から「あなたに犯罪の容疑がかかっている」などと言われれば、誰でもパニックになってしまいます。犯人グループはその隙を突いてくるのです。

私たちが徹底すべき防犯対策

警察は改めて、「警察官などが装って現金などを取りに行くという電話はすべて詐欺です」と強く注意を呼びかけています。

家族や身近な高齢者を守るために、以下のことを徹底しましょう。

  1. 「お金(現金・キャッシュカード)をどこかに置いて・預けて」は100%詐欺 警察や役所が、現金を玄関に置かせたり、取りに来たりすることは絶対にありません。
  2. 固定電話は常時「留守番電話」に設定する 犯人は録音されるのを嫌がります。応対のハードルを下げないことが最大の防御です。
  3. 警察を名乗られたら、一度切って「110番」か「警察相談専用電話(#9110)」へ 相手が言った電話番号ではなく、自分で調べた番号にかけ直して確認してください。

「まさか家の中にまで取りに来るわけがない」という思い込みは危険です。少しでも「怪しい」と思ったら、すぐに行動せず、家族や警察に相談しましょう。

Let’s redoing!

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投稿者

だるまmob

2025年1月にSNS型投資詐欺により2億円を失った無職50代です。 過去は変えられませんが未来は変えられますと信じ、 何とか立ち上がろうとしている毎日です。

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