
世の中には次から次へと新しい詐欺の手口が登場しますが、今回は思わず「そんな方法で人を騙すのか…」と呆れてしまうような事件が起きています。
広島県警は先日、「私服警備員」や「被害者の父親」になりすまして巨額の現金をだまし取ったとして、29歳の男を詐欺の疑いで逮捕しました。
いわゆる「盗撮ハンター」と呼ばれる手口での逮捕は、広島県内では初めてとみられています。一体どのような手口だったのか、事件のプロファイルを見ていきましょう。
🚨 事件の概要と卑劣な「劇場型」の手口
事件が起きたのは6月6日、広島市中区の路上でした。 逮捕された男らは、狙いを定めた男性(26)に対して次のように声をかけました。
「私服警備員です。あやしい動きをしていたので携帯の中を見せてもらえますか」
もちろん、男は警備員でも何でもありません。完全に嘘の言いがかりです。 さらに恐怖を煽るため、この後に「劇場型の連携」がスタートします。
- 偽の父親からの脅迫電話 男が声をかけた後、今度は「盗撮被害者の父親」になりすました共犯者から、男性に電話がかかってきます。 「何してくれとんじゃ、娘が泣き止まんぞ、トラウマになっとるぞ、責任取れるのか」 と激しい口調でまくしたて、男性を精神的に追い詰めました。
- 「示談金」の持ちかけ パニックになった男性に対し、男は手際よくこう切り出します。 「今回は被害届を出さずに和解しようと思うと言っているよ。誠意を見せるにはお金が必要になるよ」
結果として、男性は現金241万円という大金をだまし取られてしまいました。
🔍 事件の発覚と容疑者の態度
事件から数日後、被害に遭った男性の関係者が警察に相談したことで事件が発覚。防犯カメラの映像などの捜査から、今回の男の関与が浮上し逮捕に至りました。
これだけ具体的な状況が揃っているにもかかわらず、警察の調べに対し、逮捕された29歳の男は、 「自認も否認もしません」 と曖昧な供述をしているとのことです。
警察は、同様の被害を他にも数件把握しており、余罪や共犯者について詳しく調べています。
💡 巧妙化する「後ろめたさ」につけ込む詐欺に注意
今回の事件の恐ろしいところは、「盗撮を疑われた」という、他人に相談しづらい心理や後ろめたさに全力でつけ込んでくる点です。
身に覚えがなくても、突然「警備員」を名乗る人物に凄まれ、さらに電話口で「被害者の親」から怒鳴られれば、冷静な判断力を失ってしまうかもしれません。
もし街中で不審な声をかけられたり、事実無根の言いがかりで現金を要求されたりした場合は、その場でお金を払うことは絶対に避け、すぐに110番通報するか、最寄りの警察署に相談してください。
手口はどんどん巧妙になっています。「自分は大丈夫」と思わず、日頃からこうしたニュースを頭の片隅に置いておきたいものです。
Let’s redoing!
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