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今回は、ニュースを見ていて激しい怒りを禁じ得なかった、あまりにも卑劣な詐欺事件について共有します。

子どもの将来を心配し、「なんとか道を切り開いてあげたい」と願う親の切実な想い。それを逆手に取り、大金をだまし取っていた女が逮捕されました。

事件の概要:支援をうたいながら留学手続きすらせず

警視庁に詐欺容疑で逮捕されたのは、発達障害のある子どもの海外教育支援をうたう一般社団法人の元代表理事の女(57)です。

女は2020年から2022年にかけ、当時中学生だった女子生徒の母親から、留学費用などの名目で12回にわたり、計約1900万円をだまし取った疑いが持たれています。

驚くべきことに、女は現金を振り込ませておきながら、実際の留学手続きは一切行っていませんでした。

巧妙かつ卑劣な3つの手口

今回の事件で特に悪質なのは、被害者を信用させるために用意周到な嘘を重ねていた点です。

  • ① 医師を装った「虚偽の診断書」 女は医師を装って面談を行い、わざわざ「注意欠陥障害」があるとする嘘の診断書をメールで送信していました。専門家を装うことで、親の不安を煽りつつ信頼を得ようとしたのです。
  • ② 「他の子も成功している」という心理的揺さぶり 「同じように悩んでいるお子さんも、ちゃんと留学して成功している」などと言葉巧みに誘い、親の希望に付け込みました。
  • ③ 20ページを超える作られた「パンフレット」 女が設立した社団法人では、20ページ以上のパンフレットを作成。「帰国した息子が『めっちゃ楽しかった』と言って不安が払拭された」といった、いかにもありそうな「保護者の感想」を捏造して掲載していました。

捜査幹部のコメント 「子どもを思う親の切実な悩みにつけ込む悪質な行為だ」

まったくその通りであり、人間の所業とは思えない、まさに「鬼畜」と呼ぶにふさわしい悪質さです。

他にも多数の被害者が…

警察の調べによると、今回の被害者のほかにも数人が計3,000万円以上をこの女に振り込んでいるとのことで、余罪や詳しい経緯の解明が進められています。

我が子の特性に悩み、海外に一縷の望みを託した親御さんの気持ち、そして留学を楽しみにしていたかもしれないお子さんの気持ちを考えると、本当に胸が締め付けられます。

私たちが気を付けるべきこと

子育てや子どもの発達に悩んでいるとき、私たちは心理的に非常に脆くなります。「この人なら救ってくれるかもしれない」という光が見えると、冷静な判断ができなくなってしまうこともあります。

支援団体や留学エージェントを利用する際は、以下の点にどうか注意してください。

  1. 資格や実態の確認: 医師や専門家を名乗る場合、本当にその資格があるのか、組織の実態があるのかをネットや口コミ、公的機関で調べる。
  2. 大金の振り込みは慎重に: 契約書や内訳が不透明なまま、複数回にわたって高額な請求をされる場合は一旦立ち止まる。
  3. セカンドオピニオン: 一つの団体だけの言葉を信じず、学校や自治体の相談窓口、他の信頼できる専門家にも相談してみる。

二度とこのような、親子の心を踏みにじる詐欺師が現れないことを切に願うと同時に、容疑者にはその罪の重さにふさわしい厳罰が下るべきだと強く感じます。

Let’s redoing!

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