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国勢調査が始まりましたが、やはり国勢調査を語った詐欺も見つかっています。手口は下記の様です。

この国勢調査に便乗した悪質なフィッシング詐欺がすでに確認され、先日9月22日、フィッシング対策協議会が緊急の注意喚起を行いました。今回は、その手口と見分け方、私たちが取るべき対策を詳しくお伝えします。


国勢調査の回答依頼は「封書」が正式な方法です

まず、最も重要な基本情報を押さえておきましょう。
国勢調査の回答依頼は、調査員による戸別訪問または郵便受けへの「封書」での配布が正式な方法です。総務省や国勢調査員が、回答を求めるメールやSMSを送信することは絶対にありません。

この一点だけでも覚えておけば、不審なメールを受信した際に「これは怪しい」と判断する大きな根拠になります。


詐欺の手口:巧妙化するフィッシングメールとSMS

確認されている手口は、以下のような流れです。

  1. メール/SMSが届く:差出人を「総務省」などと偽ったメールやSMSが送られてきます。
  2. 緊急性や特典をアピール:件名や本文に「回答義務あり」「記念品プレゼント」「全住民対象」「重要」といった言葉を使い、クリックさせようとします。
  3. 偽サイトへ誘導:メール内のリンクをクリックすると、本物そっくりの偽の国勢調査サイト(フィッシングサイト)に飛ばされます。
  4. 個人情報を入力させる:そのサイトで電話番号や認証コードなどの個人情報の入力を求められます。

<確認されているフィッシングメールの件名例>

  • 【国勢調査2025】ご協力のお願い(回答者に記念品をご用意)
  • 【国勢調査2025】調査へのご協力のお願い(回答義務あり)
  • 【国勢調査2025】ご回答のお願い(全住民対象)
  • 【重要】2025年国勢調査のご協力のお願い

「記念品」で釣るパターンと、「義務」で脅すパターンの両方が見られるのが特徴です。


偽サイトのURL例(一部伏字)

フィッシング対策協議会が公開している偽サイトのURLの一部をご紹介します。不審なURLにアクセスしないよう、十分ご注意ください。

  • https://ojet-mar●●●●.com/kokusei
  • https://gly●●●●.com/mykokusei2025
  • https://hong-●●●●.com/mykokusei
  • https://china-raybete●●●●.com/kokuseido

(※上記はほんの一例です。類似の新たなサイトが次々と作成される可能性があります。)

これらのサイトは一見、本物と見分けがつかないほど巧妙に作られている場合があり、うっかり情報を入力してしまう危険性があります。


もし不審なメールが届いたら?取るべき5つの行動

  1. 絶対にリンクをクリックしない:メールやSMS内のURLはタップもクリックもしてはいけません。
  2. 添付ファイルを開かない:ウイルスが含まれている可能性があります。
  3. 情報を入力しない:たとえサイトにアクセスしてしまっても、電話番号、住所、認証コード、クレジットカード情報などは絶対に入力しないでください。
  4. 送信元を確認する:メールアドレスや電話番号が不審ではないか確認しましょう。公式な機関がこのような方法で連絡を取ることはありません。
  5. 削除する:不審なメールは即座に削除するのが安全です。

正しい国勢調査の回答方法は?

回答方法は大きく2つです。

  1. インターネット回答:調査書類に同封されている「回答ID」と「アクセスキー」を利用して、総務省統計局の公式サイトからログインして回答します。メールから直接リンクを踏んでアクセスするものではありません。
  2. 紙の調査票での回答:調査票に記入し、同封の封筒で郵送します。

何かわからないことがあれば、お住まいの市区町村の国勢調査担当課や、総務省統計局の公式ホームページで確認するようにしてください。


まとめ:基本を守って自分を守ろう

国勢調査は国民の義務であり、社会の未来を作る重要な調査です。しかし、それを悪用する犯罪者も存在します。

  • 基本:国勢調査の回答依頼は「封書」のみ。メール/SMSは100%偽物。
  • 対策:不審なリンクはクリックせず、個人情報は絶対に入力しない。

この2点を徹底するだけで、被害に遭うリスクを大きく減らせます。ご家族やご友人、特にインターネットに不慣れな方々にも、この情報をぜひシェアしてあげてください。皆さんで注意を広げ、安全に国勢調査に協力していきましょう。

Let’s redoing!

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