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全国で去年1年間に自ら命を絶った子どもは529人に上り、過去最多を更新しました。この数字は、私たち社会に重くのしかかります。

国がまとめた日別の18歳以下の自殺者数は、夏休み明けにあたる9月1日が最も多くなっています。長期休み明けというのは、子どもにとって大きな環境変化やプレッシャーを伴う時期です。

なぜ9月1日に自殺が増えるのか?

夏休みが終わり、学校が再開するこの時期は、多くの子どもにとって大きなストレスを感じるタイミングです。

  • いじめや人間関係の問題から逃れていた期間が終わる
  • 生活リズムの変化への適応ストレス
  • 学業に対するプレッシャーや不安
  • 家庭内の問題を学校で隠さなければならないストレス

これらの要因が重なり、子どもたちは追い詰められてしまいます。

子どものSOSを見分ける「学校休んだほういいよチェックリスト」

こんな時代だからこそ、私たち大人が子どもの小さなサインに気づくことが大切です。

LINEで「友だち登録」ができる「学校休んだほういいよチェックリスト」は、「登校時間が近づくと頭痛や腹痛などを訴える」など20項目の質問に「はい」「いいえ」で答えると、精神科医が「休みましょう」「対話の機会を作りましょう」などとヒントを与えてくれます。

※これは「診断」ではないので参考意見の一つとして受け止めてください

子どもへの正しい接し方

この難しい時期、子どもにどう接すればいいのでしょうか?

  1. まずは話を聴く:否定せず、批判せず、ただ聴くことに徹する
  2. 休むことを認める:時には学校を休むことも必要だと伝える
  3. SOSのサインを見逃さない:身体的不調や行動変化に注意する
  4. 専門家の助けを借りる:一人で抱え込まず相談窓口を利用する

相談窓口のご案内

一人で悩まないでください。以下のような相談窓口があります:

「子どもの人権110番」

0120-007-110

  • 平日:午前8時半〜午後7時
  • 土日:午前10時から午後5時

「チャイルドライン支援センター」

0120-99-7777
https://childline.or.jp/
※9月4日までは午後3時〜10時に対応

チャイルドラインでは18歳以下を対象にチャットでオンライン相談も行っています。

最後に

子どもは時に、自分の気持ちを言葉で表現できません。身体の不調や態度でサインを送っています。

どうか一人で抱えず、あなたなりのサインを出してください。

そして周りの大人は、そんなサインに気づき、手を差し伸べられる存在でありたいものです。

9月1日が近づくこの時期、ぜひお子さんとの会話を大切にしてみてください。

Let’s redoing!

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