
2026年の幕開けとともに、ある親子が警察署を訪れました。そこで語られたのは、数ヶ月間にわたって巧妙に仕組まれた詐欺の被害でした。
事件の経緯:巧妙な「投資と税金」の罠
被害に遭ったのは、富士宮市に住む70代の女性です。事の始まりは2025年8月中旬、自宅の固定電話にかかってきた**「息子」を名乗る男**からの電話でした。
- 最初の嘘: 「5年前から投資をしていて、国税局から400万円の納税通知が来た。工面してほしい」
- 追い打ち: その後、息子だけでなく「弁護士」を名乗る男も登場し、信頼性を装う。
- 送金方法: 9月下旬までの間に計4回、**「現金をお菓子や生活用品と一緒に箱に入れ、宅配便で送る」**よう指示。
結果として、女性は合計1,162万円という巨額の現金をだまし取られてしまいました。
なぜ、年末まで気づかなかったのか?
この事件の最も胸が痛む点は、発覚のタイミングです。 12月下旬、本物の息子さんと年末年始の帰省日程について電話で話していた際、会話の食い違いからようやく詐欺だと判明しました。
もし、この「帰省の相談」という何気ない連絡がなければ、被害はさらに拡大していたかもしれません。
詐欺グループが狙う「親心」と「情報の空白」
この事件から、私たちは2つの教訓を学ぶ必要があります。
1. 「宅配便で現金を送れ」は100%詐欺
詐欺グループは、銀行振込だと窓口で止められる可能性があるため、「荷物に紛れ込ませて送らせる」という手口を多用します。「荷物(レターパックや宅配便)で現金を送れ」と言われたら、その瞬間に詐欺確定だと、ご両親に伝えてください。
2. 「数ヶ月の空白」が被害を深くする
今回の事件では、8月の連絡から12月の発覚まで、約4ヶ月の空白がありました。この間、女性は一人で悩み、あるいは「息子の役に立っている」と信じてお金を送り続けていたのです。
私たちが今、実家のためにできること
「うちは大丈夫」という過信が一番危険です。この年末年始、あるいは連休明けの今だからこそ、以下のことを実践してみませんか?
① 「こまめな連絡」という最強の防犯
今回の事件を未然に防げたかもしれない唯一の手段は、定期的なコミュニケーションです。 「元気?」という一言があるだけで、親御さんが「何かおかしい」と気づくきっかけになります。
② 固定電話の対策を話し合う
犯人は必ずといっていいほど自宅の固定電話を狙います。
- 防犯機能付き電話機(録音機能など)への買い替え
- 常に留守番電話設定にしておく これらを確認するのも立派な親孝行です。
③ 「合言葉」や「家族だけの話題」を決める
「俺だけど」と言われても、すぐに信じないこと。 子供の頃の習い事や、最近の家族のニュースなど、本人しか知らない情報を確認するクセを共有しておきましょう。
最後に:離れて暮らすからこそ、心の距離を近く
1,000万円というお金は、ご両親が一生懸命に働いて蓄えてきた、これからの生活を支える大切なお金です。それを奪うだけでなく、家族の信頼や優しさを利用する詐欺は、決して許されるものではありません。
もし、この年末年始にゆっくり話せなかったという方は、今日、このあと一本の電話をかけてみてください。
「最近、変な電話とかかかってきてない?」 その何気ない一言が、あなたの大切な家族を守る最大の盾になります。
Let’s redoing!
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