気象庁が19日（火）に発表した最新の3カ月予報は、私たちに衝撃的な事実を伝えています。なんと、気温は全国的に10月にかけても「平年より高い」状態が続くというのです。東京、名古屋、大阪、福岡などの主要都市で最高気温が30℃以下になるのは、早くても10月上旬から中旬頃と予想されています。
この予報が意味するのは、私たちが想像している以上に長引く暑さとの戦いです。本来なら過ごしやすい秋の気配を感じられるはずの時期まで、厳しい暑さが続くことになるでしょう。
21日（木）には、埼玉県鳩山町と茨城県筑西市で39.3℃という危険なレベルの暑さを記録。本州付近では依然として猛烈な暑さが続いています。特に印象的なのは、北日本における異常な高温です。21日（木）までの「猛暑日」（最高気温35℃以上）の年間日数は、盛岡市で9日間、仙台市で11日間と、いずれも過去最多を更新しました。
これはもはや、我慢や根性論で乗り切れる問題ではありません。命の危険に関わる暑さが、これまで以上に長期間、広範囲に及んでいるのです。
専門家は「過剰なくらい自己防衛に努め、無理な外出は控えて必ずエアコンを掛けた生活をしてください」と強く呼びかけています。このアドバイスは、決して大げさなものではないでしょう。
私たち一人ひとりができる対策として：
- エアコンの適切な使用（我慢せずに冷房を入れる）
- 水分と塩分のこまめな補給
- 日中の不要不急の外出を避ける
- 涼しい服装の選択
- 屋外での作業時は頻繁に休憩を取る
この異常な暑さは、地球規模の気候変動の影響も無視できません。短期的な対策と同時に、長期的な視点で環境問題に向き合う必要性も感じさせられます。
10月まで続くというこの長い暑さに、どうかご無理なさらないでください。自分自身と、特に熱中症に弱い高齢者や子どもたちの健康を最優先に、この異常気象を乗り切りましょう。
いつもより長い夏の終わりを、どうか安全にお過ごしください。
Let’s redoing!
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