
見覚えのない国際電話がかかってきたら?
最近、家族の携帯電話に「+42」から始まる国際電話からの着信履歴が残っているのを見つけたことはありませんか?このような見知らぬ国際電話には絶対に出ないことが大切です。特に「+42」で始まる番号は、チェコ共和国の国番号ですが、最近ではこの番号を利用した詐欺電話が増加しています。
入管を名乗る詐欺の手口
この種の詐欺の典型的なパターンは、相手が「入国管理局」や「法務省」などを名乗り、「あなたのパスポートが不正に利用されている」「ビザに問題がある」などと威嚇してくることです。驚かせた上で、金銭を要求したり、個人情報を聞き出そうとしたりするのが目的です。
覚えておくべきポイント:
- 日本の公的機関が突然国際電話で連絡してくることはまずありません
- パスポートやビザに問題がある場合、通常は書面で通知されます
- 電話で即座の支払いを求めてくることは100%詐欺です
国際電話の見分け方
国際電話は「+」から始まる番号でかかってくるので、比較的見分けがつきやすいです。最近のスマートフォンでは、着信画面に「国際電話」と表示される場合もあります。
代表的な詐欺で使われる国番号の例:
- +1(アメリカ・カナダ)
- +44(イギリス)
- +86(中国)
- +852(香港)
- +42(チェコ)
もし間違って出てしまったら?
万が一出てしまった場合でも、以下の点に注意してください:
- 絶対に個人情報を教えない
名前、住所、生年月日、パスポート番号、銀行口座情報などは一切答えてはいけません。 - 金銭の要求には応じない
「罰金を支払わないと逮捕する」などと脅されても、絶対に支払ってはいけません。 - すぐに切る
怪しいと思ったら、説明を聞かずにすぐに電話を切りましょう。 - 最寄りの警察に相談
不安な場合は、最寄りの警察署や消費生活センターに相談してください。
予防策
- 着信拒否設定を活用
スマートフォンの設定で、国際電話の着信を拒否する機能があります。各キャリアのサポートページで設定方法を確認しましょう。 - 家族で情報共有
特に高齢の家族がいる場合は、このような詐欺の手口について話し合っておきましょう。 - 公的機関からの連絡は直接確認
もし本当に公的機関から連絡があった場合、折り返しの電話は公式サイトに記載されている番号からかけ直すようにしましょう。
まとめ
「+42」などの国際電話は、基本的に無視するのが最善策です。現代の詐欺は巧妙化しており、Caller IDを偽装することも可能です。不審な電話には絶対に応答せず、不安な場合は公的機関に直接確認を取るようにしましょう。
安心・安全なスマートフォン利用のために、不審な国際電話には出ないという習慣を身につけましょう。
Let’s redoing!
#詐欺被害 #貧困層 #マイノリティ #弱者 #人権 #年収 #障害者 #ビジネス #再スタート #挑戦 #言葉