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国民生活センターの発表によると、**「返金手続きのはずが、気づけば送金させられていた」**というQRコード決済を悪用した詐欺の相談件数が、2025年度(11月末時点)で既に5,000件を超え、過去最多を更新しました。


1. 相談件数は2年で2倍以上に。今、何が起きているのか?

まず、驚くべきはその増加スピードです。国民生活センターに寄せられた相談件数の推移を見てみましょう。

年度相談件数状況
2023年度2,231件統計開始
2024年度4,643件前年比 約2倍
2025年度5,107件11月末時点で過去最多を更新

わずか数年で被害が激増している背景には、PayPayなどの「コード決済アプリ」が私たちの生活に深く浸透し、**「スマホ一つで簡単に送金できる便利さ」**が悪用されている実態があります。


2. 巧妙すぎる手口:「返金」を装う3つのステップ

被害者の多くは、決して不注意だったわけではありません。詐欺師は心理的な隙を突く高度なシナリオを用意しています。

① 「欠品」というもっともらしい理由

ネット通販で商品を購入した後、サイト側から「商品が欠品したので返金します」という連絡が届きます。購入者としては「それなら仕方ない、返金してもらおう」という心理になり、疑いを持ちにくい状態になります。

② 「〇〇ペイで返金します」と誘導

「銀行振込だと時間がかかるので、コード決済アプリで即時返金します」と持ちかけられます。ここで、QRコードを読み込ませたり、特定の操作を指示したりします。

③ 「確認コード」という言葉の罠

ここが最大の落とし穴です。

詐欺師はアプリの送金画面を開かせ、**「返金を受けるための『注文コード』や『確認コード』を入力してください」と指示します。しかし、実際に入力させられているのは「送金する金額」**です。

事例:

「確認コード『9980』を入力してください」と言われ入力したところ、実際には9,980円を送金させられていた。これを何度も繰り返させられ、総額で100万円近い被害に遭ったケースもあります。


3. なぜ騙されてしまうのか? 3つの心理的要因

  1. 「返金」という言葉の安心感: お金が戻ってくるという状況下では、警戒心が緩みやすくなります。
  2. 操作の複雑さ: 電話やチャットでリアルタイムに操作を指示されると、冷静に画面を確認する余裕がなくなります。
  3. 利便性の悪用: パスワードや生体認証一つで一瞬で送金が完了してしまうため、「間違い」に気づいた時にはもうお金は相手に渡っています。

4. 被害に遭わないための鉄則

詐欺の被害を防ぐために、以下のことを徹底してください。

  • 「返金」を「コード決済」ですることは原則ないネット通販の返金は、通常、クレジットカードの決済キャンセルやサイト内のポイント、銀行振込で行われます。コード決済アプリでの返金を提案されたら、その時点で詐欺を疑いましょう。
  • 「返金手続きで数字を入力」は100%詐欺返金を受ける際に、こちらから数字(コード)を入力してアプリを操作する必要はありません。
  • 「画面共有アプリ」の導入指示は拒否する「操作をサポートします」と言って、スマホの画面を共有するアプリを入れさせようとするのも典型的な手口です。

もし「怪しい」と思ったら、被害に遭ってしまったら

少しでも違和感を感じたら、操作を中断して以下の窓口に相談してください。

  • 消費者ホットライン:188(局番なし)お近くの消費生活センターにつながります。
  • 警察専用相談電話:#9110緊急ではないが、警察に相談したい場合の専用ダイヤルです。

便利になった世の中ですが、その「手軽さ」を狙う悪意も近くに潜んでいます。「自分は大丈夫」と思わず、常に最新の手口を知っておくことが最大の防御になります。


Let’s redoing!

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