
【50代会社役員がチケット転売で逮捕…最高33倍の高額転売】
千葉県在住の50代会社役員が、2024年3月に開催された「MLBワールドツアー 東京シリーズ」のチケットを不正に転売し、逮捕されました。
この人物は、ロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブス戦だけでなく、阪神タイガース・読売ジャイアンツとの試合チケットも転売し、総額2,180万円を不正に得ていたことが判明。さらに、2022年からの転売総額は5,300万円に上るとのことです。
特に驚くべきは、定価の33倍もの値段で転売していた事実。例えば、1万円のチケットを33万円で売りつけていた計算になります。
これでは、純粋に試合を観戦したいファンがチケットを手に入れられないのは当然です。
【チケット転売は違法! なぜなくならないのか?】
日本では2019年6月に「プロスポーツ等興行入場券の不正転売禁止法(通称:チケット転売禁止法)」が施行され、定価を超える転売や不正な手段での入手・販売は禁止されています。
違反した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられるにもかかわらず、なぜこのような事件が後を絶たないのでしょうか?
▼転売ヤーがなくならない理由
- 需要がある限り利益が生まれる
- 人気イベントほど「どうしても見たい」という熱心なファンがおり、転売ヤーはその心理につけ込む。
- SNSやフリマアプリで簡単に販売できる
- 現在でも「X(旧Twitter)」「メルカリ」「チケット流通サイト」などで、「チケットあります。DMください」 といった投稿が横行。
- 直接取引されるケースが多く、摘発が難しい。
- 罰則がまだ甘い? 本気で取り締まるべき
- 今回の事件では5,300万円もの利益を得ていたのに、逮捕者はごく一部。
- より厳罰化(例:罰金の引き上げ、転売サイトの監視強化)が必要ではないか?
【チケット転売の被害者は「本当のファン」】
転売ヤーの存在で最も被害を受けるのは、「心から応援したい」「家族と観戦したい」という一般ファンです。
- 定価で買えず、高額転売チケットを買わざるを得ない
- 抽選に外れ、転売市場でしか手に入らない
- 偽造チケットを買わされ、入場拒否されるケースも…
これでは、スポーツやライブの楽しみが金儲けの手段にされてしまうという理不尽さがあります。
【転売撲滅のために私たちができること】
- 絶対に転売チケットを買わない
- 需要がなくなれば転売ヤーは消える。高額転売に屈しないことが重要。
- 不正転売を見つけたら通報する
- SNSやフリマアプリで転売投稿を見かけたら、運営に通報しましょう。
- 公式販売・抽選を利用する
- チケットは必ず公式サイト・正規販売店から購入を。
【まとめ:スポーツや音楽は「ファンのもの」であって、転売ヤーの金儲けの道具ではない】
今回のMLB東京シリーズの転売事件は、「まだまだ転売ヤーが跋扈している」 という現実を突きつけました。
「チケットはファンのためにある」 という当たり前のことを守るため、法律の厳格化・取り締まり強化・私たちの意識改革が必要です。
「転売ヤーにチケットを渡すな! 本当のファンを守れ!」
この思いを共有し、より良いチケット流通の仕組みを求めていきましょう。
Let’s redoing!
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