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本日、大きなニュースが入ってきました。カンボジアを拠点に特殊詐欺を行っていたとして、日本人男女13人が警視庁と神奈川県警の合同捜査本部によって逮捕されました。

一昔前までは「国内のどこか」からかかってきていた詐欺電話ですが、今やその拠点は東南アジアへと広がっています。今回の事件の概要と、私たちが知っておくべき巧妙な手口について深掘りします。


1. 事件の概要:カンボジアから送還された13人

今回逮捕されたのは、20代から60代という幅広い年齢層の日本人男女13人です。彼らはカンボジア南東部のバベットという都市を拠点に、いわゆる「かけ子」として活動していたとみられています。

  • 逮捕容疑: 警察官や郵便局員をかたり、約1,100万円をだまし取った疑い
  • 被害状況: 東京、神奈川、大阪などで計約5,000万円の被害が確認されている
  • 拠点の移動: 昨年11月に現地当局に拘束され、1月13日から14日にかけて日本へ強制送還・逮捕されました。

20歳の若者から60代までが関与しているという事実は、詐欺グループが多様な人間を巻き込み、組織化している実態を浮き彫りにしています。


2. 恐怖心を煽る巧妙な手口「紙幣調査」とは?

今回のグループが使った手口は、非常に心理的な隙を突くものでした。

「あなたはマネー・ロンダリングの犯人として疑われています。身の潔白を証明するために紙幣調査が必要です」

このように、突然「犯罪の疑い」をかけられると、人は冷静な判断力を失ってしまいます。特に「警察官」や「郵便局員」という権威のある肩書きを名乗られると、信じてしまいがちです。

詐欺のステップ

  1. 不安を煽る: 「犯罪に巻き込まれている」と告げる。
  2. 解決策を提示する: 「調査に協力すれば疑いが晴れる」と誘導する。
  3. 送金させる: 指定した口座(実際は詐欺グループの口座)に現金を振り込ませる。

被害に遭った相模原市の60代女性は、1,100万円という多額の現金を振り込んでしまいました。一生懸命に蓄えてきた資産が一瞬で奪われる、極めて卑劣な犯罪です。


3. なぜ「東南アジア」が拠点になるのか?

近年、カンボジアやタイなど東南アジアでの摘発が相次いでいます。昨年12月にも、カンボジア南部のシアヌークビルで16人の日本人が拘束されたばかりです。

詐欺グループが海外を拠点にする理由は、主に**「日本の警察の手が届きにくい」**と考えられているためです。

  • 通信の暗号化や海外サーバーの利用
  • 現地の安価な宿泊施設やSNSでの「闇バイト」募集
  • 日本の捜査権が及ばない国境付近での活動

しかし、今回の逮捕劇が示す通り、日本の警察と現地当局の連携は急速に強化されています。「海外なら捕まらない」という時代は終わったと言えるでしょう。


4. 私たちが自分と家族を守るために

このようなニュースを聞くと、「自分は大丈夫」と思いがちですが、詐欺の手口は日々アップデートされています。以下の3点を改めて徹底しましょう。

  • 「電話でのお金の話」は100%疑う: 警察や役所が電話で「現金を振り込め」と言うことは絶対にありません。
  • 一度電話を切る: 焦らされても一度電話を切り、家族や警察(#9110)に相談してください。
  • 留守番電話機能を活用: 犯人は自分の声が録音されるのを嫌います。常に留守電設定にしておくのが効果的です。

おわりに

今回の13人の逮捕は、氷山の一角かもしれません。捜査本部はさらに全容解明を進める方針です。海外に拠点を移し、姿を隠して高齢者を狙う犯罪を許してはなりません。

私たちにできることは、最新の情報を共有し、家族の間で「こういう電話が来たらこうしよう」と話し合っておくことです。

Let’s redoing!

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