
皆さん、こんにちは。今日は最近発生した深刻な投資詐欺の事例についてお伝えしたいと思います。インターネット広告を通じた新しい手口の詐欺が、また一人の被害者を生み出してしまいました。
タレント画像が誘う投資詐欺の罠
北海道北斗市に住む60代の女性が、暗号資産(仮想通貨)投資を勧められ、約5400万円という巨額を失う被害に遭いました。きっかけは、明石家さんまさんと小島よしおさんの画像が無断使用されたインターネット上の投資広告でした。
女性は3月中旬、これらの著名タレントの画像を使用した広告に興味を持ち、アクセス。そこでは「投資情報を得るには個人情報の入力が必要」とされ、女性は指示に従って個人情報を入力してしまいました。
巧妙な心理操作の手口
その後、「クリプトプロマーケット」と名乗る会社から電話があり、日本語を流暢に話す「ゾート・エドワード」と名乗る投資専門家ら数人から、金や石油などの取引に関する投資を勧められました。
巧妙だった点:
- 電話やZoomを使用しながらも、相手は顔を出さず
- 投資システムの説明画面だけを映すというプロフェッショナルな演出
- 長期にわたる信頼関係の構築(3月から10月まで)
女性は6月20日から10月29日にかけて、合計9回にもわたり約5400万円相当の暗号資産を購入して送金しました。最後の送金後に相手と連絡が取れなくなり、騙されていたことに気づいたのです。
私たちが学ぶべき教訓
この事例からいくつかの重要な教訓を得ることができます:
- 著名人の画像使用は信用の罠
有名人の画像が使用されていても、それが正当な広告である保証はありません。 - 個人情報の安易な提供は危険
「情報を得るため」という名目で個人情報を要求する手口には要注意です。 - 顔を見せない専門家は疑う
Zoomで画面共有だけする、顔を見せないといった行為は大きな危険信号です。 - 長期戦略で信頼を構築する手口
数ヶ月かけて信頼関係を築き、巨額を騙し取る手口が増えています。
もしも怪しいと感じたら
警察は、SNSで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺を疑い、警察相談専用電話「#9110」に相談するよう呼びかけています。
投資には常にリスクが伴いますが、それが詐欺であってはなりません。不審な投資話しには絶対に乗らず、少しでも怪しいと感じたら専門家や警察に相談することが大切です。
このブログが誰かの被害防止に役立つことを願っています。
Let’s redoing!
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