
5日前、私はXやFacebookの「Reply」ボタンに自分の人生を吸い取られていることに気づいた。通知の虜になり、見知らぬ人との議論で神経をすり減らし、気がつけば画面の前で唇を噛んでいる。翌日にはまた返信してしまい、無意味な言葉の応酬に午後全体を溶かした。そこで4日前、ついに決断した——「書き込まない、返信しない、『いいね』しない」という三重の戒律を自分に課すことに。
■ SNS断食の意外な副作用
最初の3日間で明らかになったこと:
- 「どうしても伝えたい」という衝動の正体
ニュース記事をシェアしたい衝動に何度も襲われた。しかしふと気づく——それは本当に「伝えたい」のか、それともただ「反応が欲しい」だけなのか。未送信のまま放置したリンクは、翌日にはもうどうでもよくなっていた。 - 生じた空白時間の行方
確かに時間は増えた。だがその空白はすぐにYouTubeの自動再生や漫画アプリで埋められた。デジタルデトックスの皮肉——蛇口を閉めても、別の水道から水が溢れ出すように。 - 指の筋肉記憶
無意識にアプリを開き、スクロールを始める自分の指。拇指の関節に刻まれた習慣は、意志よりも強かった。
■ 時間という平等な通貨
(ここでブログタイトルのテーマを展開)
1日は誰にも等しく24時間しか与えられない。SNSのフィードはこの有限な資源を巧みに奪う——
- 「議論」の罠:建設的な議論のつもりが、実は相手を説得するためではなく、自己正当化のためだけに時間を浪費していた
- 「いいね」の経済学:承認欲求という虚構の通貨で、現実の時間を通貨交換していた
■ 次なるフェーズ:空白のデザイン
動画視聴時間の増加は、新たな課題を示している。SNSが空けた穴を別のデジタルコンテンツで埋めるのは、アルコール依存者がウイスキーをビールに替えるようなものだ。
これからの実験:
- スクリーンタイムを「消費」から「創造」にシフトする(例:読んだニュースについてのメモを取る)
- 無意識のスクロールを物理的に阻害する(スマホの充電器をキッチンに固定するなど)
- 「耐える」ではなく「選択する」という意識へ——午後8時以降はKindle専用時間と宣言
SNS断食は終わらない。これは時間という貴重な資源を、他人のアルゴリズムではなく自分の手に取り戻す長い戦いの、最初の72時間に過ぎない。明日もまた、通知のない朝を迎えるために——。
Let’s redoing!
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