
私たちの生活に欠かせないインフラとなったLINE。家族や友人との連絡手段として、もはや「あって当たり前」の存在です。しかし、その**「日常に溶け込んでいる安心感」を悪用した卑劣な詐欺**が後を絶ちません。
先日、群馬県太田市で発生したショッキングなニュースが報じられました。45歳の女性会社員が、SNSの副業広告をきっかけに合計392万円をだまし取られたという事件です。
なぜ、私たちはこれほどまでに「単純な嘘」に騙されてしまうのでしょうか?その巧妙なステップを解説します。
1. 事件の経緯:始まりは「スマホ一つで稼げる」という広告
事件のきっかけは、昨年8月。女性がSNS上で見かけた**「副業広告」**でした。
- 誘い文句: 「スクリーンショットを送信すれば報酬が得られる」
- 流れ: SNS広告からLINEへ誘導され、さらに別のSNSへと誘導。
「スクショを送るだけ」という、誰にでもできる簡単な作業を提示することで、まずは心理的なハードルを極限まで下げています。
2. 巧妙な「信頼」と「不安」の揺さぶり
詐欺師は、最初から数百万を要求するわけではありません。多くの場合、最初は数百円〜数千円の「報酬」を実際に支払うことで、ターゲットに**「これは本当に稼げるんだ」と信じ込ませます。**
しかし、その後は一転して、以下のような名目で送金を要求し始めます。
- 必要経費: 「本格的な業務に入るための登録料が必要」
- システムエラー: 「入力ミスでシステムが止まった。修正に費用がかかる」
- 払い戻し保証: 「今払えば、後で利益と一緒に全額引き出せる」
今回の事件でも、女性はわずか3日間のうちに、電子マネー32万円分と現金360万円、合わせて計7回も送金してしまいました。
3. なぜ「7回」も振り込んでしまったのか?(サンクコストの罠)
一度お金を払ってしまうと、人間は**「ここでやめたら、今まで払った分が無駄になる」**という心理に陥ります。これを「サンクコスト(埋没費用)効果」と呼びます。
詐欺師は「あと少しで全額返金される」「これが最後の手続き」と言葉巧みに追い詰め、被害者に冷静な判断をさせないように仕向けるのです。
🚨 これが出たら100%詐欺!3つのチェックポイント
今回の事件から私たちが学ぶべき、強力な「防犯サイン」は以下の通りです。
- 「お金をもらうために、まずお金を払う」は絶対におかしい 副業や仕事で、手数料やエラー修正費用として先に現金を振り込ませることは、まともな企業ではあり得ません。
- 支払いに「電子マネー(ギフトカード等)」を指定される コンビニでApple Gift CardやGoogle Play ギフトカードなどを買わせる手口は、詐欺の常套手段です。足がつきにくいため、悪用されます。
- 「絶対に稼げる」「すぐに引き出せる」という甘い言葉 投資や副業に「絶対」はありません。特に、見知らぬSNSの相手が教えてくれる「おいしい話」は、あなたをカモにするための餌です。
まとめ:少しでも違和感を抱いたら
「自分は大丈夫」と思っている人ほど、いざ自分が当事者になると「ミスを取り返さなきゃ」という焦りから深みにハマってしまいます。
もし、SNSの副業で「お金を振り込んで」と言われたら、その瞬間に手を止めてください。そして、**家族や警察(#9110)、消費者ホットライン(188)**に相談しましょう。
LINEは便利な道具ですが、その向こう側にいるのが「善意の第三者」とは限りません。画面の向こう側の言葉を疑う勇気を持つことが、あなたの大切な資産を守る唯一の方法です。
Let’s redoing!
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