
今朝、近所のスーパーで「備蓄米5kgが2000円」で販売されると聞き、買いに行ってみた。店頭には「先着順に予約券配布」の張り紙。開店前に到着したものの、「本日の分は終了しました」の一言。店員に「何時から並んでいたんですか?」と尋ねると、「早い方で朝3時ですよ」との返答が。
■時給1000円のアルバイト vs. 2000円の米
9時開店に向けて3時から6時間並ぶということは、仮に時給1000円のアルバイトをすれば6000円稼げる計算だ。それでも2000円の米を求めて並ぶ人がいる。
「この行動は合理的なのか?」
単純計算では、6時間の労働で6000円を得て、定価(相場相場で5kg3000~4000円?)の米を買えば、まだ余裕がある。しかし、「安さ」への執着や「限定」への心理、あるいは「将来の不安」が、人を早起きさせるのだろう。
■備蓄米の価値と社会の歪み
備蓄米は本来、災害時のために政府や自治体が備えるもの。それが一般販売される背景には、米の需給調整や消費喚起の意図もあるのかもしれない。しかし、2000円という破格値が「買わなきゃ損」という強迫観念を生み、深夜からの行列を引き起こす。
一方で、スーパーの特売品に殺到する光景は昔からある。だが、「時間を切り売りしてまで得するのか?」という疑問が残る。もしこの時間を副業やスキルアップに使えば、長期的にはもっと大きなリターンがあるかもしれない。
■私たちは何を優先するべきか
今回の件で感じたのは、「コスト」の考え方の多様性だ。
- 金銭的コスト:2000円は確かに安い。
- 時間的コスト:6時間並ぶのは大きい。
- 機会損失:その時間でできる別のことを失っている。
おそらく、並んだ人たちは「お得感」や「楽しみ」も感じているのだろう。しかし、「安いから」という理由だけで、自分の時間を極端に切り詰める社会に、どこか違和感を覚えた。
■まとめ:価格だけではない「真のコスト」
確かに2000円の米は魅力的だ。しかし、「それのために何を犠牲にするか」を考えることも必要ではないか。
・並ぶ時間があるなら、別の収入源を探す
・まとめ買いやポイント活用で日常的に節約
・必要な時に適正価格で買える余裕を持つ
今回の行列は、「私たちの価値観の縮図」のように思えた。安さも大事だが、「時間」や「選択肢」という見えない資産について、改めて考えさせられる出来事だった。
(※ちなみに当該スーパーでは明日以降もしばらくは毎日備蓄米販売をするそうです…笑)
Let’s redoing!
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