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今日、6月30日をもって、数十年続けてきた新聞の定期購読を終了した。生まれてから当たり前のように毎朝届いていた新聞が、明日からはポストに現れないと思うと、一抹の寂しさを感じる。子どもの頃は父が広げる新聞の紙面を覗き込み、社会人になってからは朝食とともに目を通すのが日課だった。その「習慣」がなくなるのは、少しばかりの喪失感を伴う。

しかし、ここ数年、新聞に対する違和感が蓄積していた。「偏向報道」とまでは言わないまでも、明らかに特定の視点に偏った記事が目立つようになった。同じ事件でもネット上の複数の情報源と比較すると、記事の切り取り方や強調するポイントが極端に偏っていると感じることが増えた。また、ニュースの速報性では明らかにネットに遅れをとり、深い分析や独自取材も減少しているように思える。

新聞の価値 vs. コストパフォーマンス

契約していた朝刊のみでも、月4,600円、年間にすると55,200円かかる。この金額をどう考えるか?

  • 本なら10冊以上買える
  • 動画配信サービスなら年間分以上がまかなえる
  • 投資に回せば複利で増える可能性もある

「情報」に対してこの金額を払う価値があるかと考えたとき、「今の新聞にはそれだけの価値がない」と判断した。ニュースはネットで無料かつ速く入手できるし、国内外の様々なメディアを比較すれば、より多角的な視点を得られる。新聞社の電子版も一部有料だが、必要な記事だけ選んで読めるので、無駄がない。

新聞のメリット・デメリットを改めて考える

■ 新聞の良かった点

  • 習慣化された情報摂取(朝のルーティンとして役立った)
  • 地域ニュース(ネットでは拾いにくい地元の話題)
  • 紙媒体ならではの読みやすさ(スクロール不要、目の疲れが少ない)

■ デメリット(私が感じた問題点)

  • コストが高い(年間5万円以上は大きい)
  • 情報の遅さ(ネットで既に知っていることが多い)
  • 偏り・画一的な報道(同じ事件でも海外メディアと比較すると視点が狭い)
  • 広告・折り込みの煩わしさ(不要なチラシが大量についてくる)

これからの情報収取スタイル

新聞をやめても、情報を得る手段はたくさんある。私の新しいスタイルはこんな感じになりそうだ。

  1. ニュースアプリ(複数利用) → 速報性と多様な視点を確保
  2. 海外メディアの翻訳記事 → 日本では報じられない視点を補完
  3. 週刊誌・専門メディア → 深堀りした分析を必要に応じて購入
  4. SNS(ただし情報源の確認必須) → トレンドや市民目線の情報をキャッチ

「新聞離れ」は個人の選択の時代

新聞はかつて「唯一の信頼できる情報源」だったが、今は数ある選択肢の一つでしかない。もちろん、新聞を読み続ける価値を見出している人もいるだろう。しかし、「惰性で続ける」のはもったいない。55,200円/年というコストをかけるなら、自分にとって本当に価値のあるものに使いたい。

「情報は能動的に選ぶ時代」になった。新聞をやめることで、逆に「自分に必要な情報は何か?」を考えるきっかけにもなる。もし将来、新聞がさらに進化して「買う価値」が復活すれば、また購読するかもしれない。でも、今はしばらく「新聞なしの生活」を試してみようと思う。

寂しさはあるけれど、新しい情報習慣を模索するのも、また一つの楽しみだ。


Let’s redoing!

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